工房にて(トモコさん編)
現在トモコさんは、クリムトの成就という絵を模写中です。
トモコさんも、まだ絵は完成していませんが・・・
私もトモコさんも絵ができあがるのと、額縁ができあがるのが同時であればいいなという思いです(笑)
工房にて(ケイコ編)
☜こんな感じです。
素敵な額縁✨
本当は似たような大きさの額縁を作りたかったのですが・・・その分制作も大変だし重く持ち運びも困難ということで断念・・・(´Д⊂ヽ
額縁作りもまだまだ初心者のため、工房の先生が私でも制作できる額縁を考案してくださいました。
設計図通りひたすら組み立てていきます!!
☜できた✨側面!!
☟45度カット(もちろん先生が。だいぶ難しいみたい私には無理かも💦)をし、今はこんな状態
できあがりが楽しみです(*^▽^*)
「クイーン・メアリー」の世界から
マサコです。
クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 - NHK のドラマが好きで毎週楽しみに見ています。
スコットランド女王、メアリー・スチュアートのドラマです。
物語はかなりドラマチックに描かれていますが、歴史の勉強にもなるかな?
それよりもなによりも、私が好きなのは16世紀の服飾や調度品、建物や家具などを見ること。
そしてつい見てしまうのが絵。
これ、テレビみながら撮った写真なんですが…。
左の壁にかかっている絵はロレンツォ・デ・メディチの肖像かな。
このお部屋はカトリーヌ・ド・メディシスのお部屋なのでおじいさんの肖像画があるのも当然かと思います。
次のシーンの奥にぼんやり見えるのは・・・
アリア・ディ・コジモ1世・メディチの肖像に見えます。
この絵は目黒の庭園美術館で開催された「メディチ家の至宝展」と、ウフィッツィ美術館で観ました。
とても美しい絵で、模写できたらいいなぁとは思うのですが・・・すごく難しそう・・・。
こんな感じでストーリーと関係ないところばかりに目がいきます。
「クイーン・メアリー」来月シーズン2が始まるとか。
これからも楽しみにしています。
Venchi Chocolate Gelato
マサコです。
イタリアに行ったときに後悔したことひとつ。
それはチョコレートの老舗メーカー、Venchi社のチョコレート、チョコレートジェラートを食べなかったこと。
ケイコさんがVenchiでお土産を探しているときに、やさしいイケメン店員さんがとても親切に対応してくださいました。
ケイコさんが買ったチョコレートは本のかたちのケースに入っていたのですが、とてもおいしかったそうです。
パッケージもクラシカルでとてもかわいいんですよ。
このブログを書くにあたり、ちょっと調べてみたら日本橋三越の「EATALY」で販売しているそう。
ジェラートも食べられるとか。
今度行ってみようかな。
Venchiで撮った写真が少なくて・・・
これ、かわいかったからもう一度。
「レオナルド×ミケランジェロ展」
マサコです。
先日、三菱一号美術館の
レオナルド×ミケランジェロ展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
に行ってきました!
誘ってくれたのはグラフィックデザイナーの
Chikoteku Design | ちこてくデザインのチコさん。
(チコさん、ありがとう♡)
実は私、三菱一号美術館に行ったのは初めてだったのですよ。
家からも割と近くて、良い展示もたくさんあるのになぜ?と自分でも思いますが、なんだかタイミングが合わなかったり、たまたま行ったときに長蛇の列で入れないとか・・・
なんだかそんなで行けなかったのです。
私は修復の教室で模写に出会うまでは、素描ってつまらないなと思っていて、展覧会に素描があっても、なんとなく観て過ぎてしまっていたのですが、模写をやるようになってから、素描がとても面白く思えるようになりました。
ひとつひとつの線を真剣にたどる、描く、ということをすると、全体の素描がなんてすごいんだ・・・(これ、描くの大変だ!)と思うようになります。
今回イタリアの2大天才の素描をたくさん観て、素描の模写やりたい!と思うようになりました。
とても見ごたえのある作品、美しい作品がたくさんありました。
会期はまだありますので、まだ訪れていない方はぜひ!
三菱一号館美術館の前の庭園は緑が多くてきれいですよね。
四季のお花も美しいです。
昔の赤チョーク
ケイコです。
先日、昔の赤チョークってどんなもの?今のような棒状の形なの?という質問があったのでせっかくなので記事にしてみました。私なりに調べてみました!(といっても家にある本を読みあさってみただけ(笑))
昔はこれを描画材としてそのまま使用したそうです。
そして赤チョークは酸化鉄系の鉱石が使われていたそうなのでイメージとしては似たようなものなのかな?と思います。
sanguignaは別に日本語で血玉髄や血石とも訳すみたいでやっぱりこういった鉱石をそのまま使っていたのだと思います。
昔は天然物でそのまま使える描画材の総称のことをチョークと呼んでいたそうです。
巨匠たちはこういった石を握りやすい形にして使っていたのでしょうか?ミステリアスですね(笑)実際に見てみたい(´∀`*)ワクワク
投稿しようとしていた矢先に見つけてしまった(笑)
これはオランダのレンブラントの家で撮った写真。
あ・・・あの右奥のものは?!
もしや!!( ゚Д゚)・・・(笑)
昔は顔料(鉱石類を砕いたものや土、木炭など)につなぎとして油を混ぜて油絵具を作っていたというけど、もしやあれは赤チョークでは(笑)??
イタリアの赤チョーク
ケイコです
イタリアでデッサン用の鉛筆を買いに行くとsanguigna(サングイッニャ)という赤い鉛筆をよく見かけます。
イタリアでお世話になった先生、アレッサンドロはこのsanguignaでのデッサンは本当に素晴らしいと絶賛。
確かに('Д')結構私は好き!!
今まではquadrettaturaで模写してたけど、いざ、線なしでさあ描いてと言われるとなんだか・・・いきなり補助輪なしで自転車乗るような気分(笑)
押さえてるよって言われて自転車こいでいざ後ろ見たら手を離されていた(ノД`)・゜・。
・・みたいな感覚(笑)
マサコさんに今三菱一号美術館でレオナルド×ミケランジェロ展という企画展をやっていると聞きました!!
地方にいるとこういう情報にはうとい(笑)いいな・・・行きたい・・・
よくよくサイトを見ているとsaguignaでの素描がたくさん来ているみたいですね。
注:これは模写ではありません。
このsaguignaという鉛筆・・・イタリア語のsangue(サングエ:血)からきているんじゃないかと思う。
日本ではよく赤チョークと表現されることが多いけど私にしてみれば赤ではなく赤褐色。
日本ではサンギュインというみたいだけどあまりこれでデッサンをしている人って見かけない気がします。
ルネサンスの巨匠の素描にはこの色がたくさん使われていますね。
アレッサンドロが絶賛しているのもわかる気がする・・・やっぱり現代でもイタリアはルネサンスの影響をうけているんですね( ´_ゝ`)フーン