クリムトの絵にならって
マサコです。
これは私が描いたクリムトの模写です。
「女の生の三段階」の絵の一部です。
実は私、クリムトの絵にはあまり興味がありませんでした。
でも工房の先生に機会をいただいて、いざ描き始めたら…。
ひとつひとつクリムトの筆をたどって、色をたどっていくうちに、わかることがたくさんありました。
血管、皮膚、骨、描き込まれた体の奥にいろいろなものが見えてきました。
そして、この女性にモデルがいるとかいないとか関係なく、この女性を愛しているのだなということが伝わってきました。
そうでなければこんなふうに描けないんじゃないかな、と。
実物を観てみたいな。
実物はまた印象がちがうのでしょうね。
この絵はキャンバスの上に金箔を貼り、その上から油彩です。
初の金箔貼りおもしろかったな。(結構うまくいった)
額も作りました。
しっかりとした額なので、この額に絵を入れると重厚な感じがします。
この額作りは工房の先生に頼るところ大でしたが、これからは自分でいろいろ作ってみたいなと思っています。