atelier riccio

おもに西洋絵画の模写をしているグループです。絵画の古典技法の研究もしています。アートについてや日々のことなども。【riccio=ハリネズミ。ヨーロッパでは幸運を運んでくると言われています】

テンペラ教室(1)支持体を作る

マサコです。

お久しぶりです。

 

今回は先日受講を始めたテンペラ教室について書いてみたいと思います!

古典技法で行うこのテンペラ教室。

熱望していただけにとてもうれしく思います。

 

まずは板を用意します。

正目の板を用意するのがむずかしいので、合板を使います。

今回はF2サイズのもので、サンドペーパーをかけておきます。

板にはウサギの膠を塗布したあと、乾かしておきます。

これはジェッソの浸透を防ぎ、目止めの意味があります。


膠です。


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では、麻布をはっていきます。

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(麻布は一度洗ってあります。強めのガーゼでも代用できます)

 

板に麻布をのせてみて、余分な部分をカットします。


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板全体、麻布全体に膠を塗布します。


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べたべたしてちょっと扱いにくいですが、麻布をそっと板にのせて・・・


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板に麻布がきちんと接着するよう、刷毛や手でつけていきます。

なるべく空気が入らないようにがんばります。

 

板に麻布を接着したら、角の処理もします。

なるべく丁寧に・・・


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乾いてくる段階で浮きが出て来たら、その都度手でならすか、刷毛で膠を足して板に接着していきます。

板が膠を吸ってしまって浮くことがあるそうです。

 

こんなふうに板の下に画びょうをさして、板を乾かします。


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そこで今回はおしまい。

 

来週は支持体作りの第二回、今回作った板にジェッソを塗っていきます。

8~10層重ねていきますので、長丁場になります。

がんばります!