「大エルミタージュ美術館」展
マサコです。
先週駆け込みで「大エルミタージュ美術館」展に行ってきました。
イタリア→オランダ→フランドル→スペイン→フランス→ドイツ・イギリスと、国ごとに分かれた展示方法が珍しいなぁ。
こうやって観てみると、自分がよく展覧会に観に行く国とそうでない国が意外にはっきりしていることが判明…。
やっぱり好みってあるものよね。
前に日本に来たときに、かわいらしくて気に入った〈聖母マリアの少女時代〉に再会。
気に入った絵に再会すると、また会えたねってとてもうれしくなります。
〈盗まれた接吻〉も本物を観てみたかったので、実際会えてよかったです。
美しいドレスの布、描いてみたい。
一緒に行った母が〈戴冠式のローブを着たエカテリーナ二世の肖像〉のドレスと〈盗まれた接吻〉のドレスを見て、同じシルクでも描かれ方が全然ちがう、と言っていました。
母は服飾の専門学校を出ているせいか、絵に描かれた服や宝飾品をよく見ています。
高価な絹は横に縞が入るそうで、〈…エカテリーナ二世)のドレスにはちゃんと縞が入っている、と。
なるほど…と思って観ていました。
この写真でわかりますか?
展覧会後にお会いした修復士のIさんが「状態がとてもよかったね~」とおっしゃっていましたが、どの絵もとてもきれいで楽しめました。
Iさんはやっぱり絵を鑑賞されるのとともに、絵の状態も細かく気にされているんだなぁ。
展覧会後のランチ。
なぜか母が食べてみたいといったスイス料理。
最後はスイスでしめくくる…。